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ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミングを触ってみた

Nintendo SWITCHで発売された「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」をプレイしてみましたので感想を書こうと思います。

どんなゲーム?

本ゲームは、任天堂の開発者が作った、プログラム体験ゲームです。

「体験」と書かれているように、言語(文字)を用いてプログラミングするのではなく、「ノードン」と呼ばれパズルピースのような命令パーツを使い、ビジュアル的にプログラムを作ります。

プログラムの考え方を学ぶゲーム

市販されているゲームは、以下の要素が盛り込まれて出来ています。

  1. プログラミング
  2. グラフィック(見た目)
  3. 音楽、効果音
  4. ゲームルール自体の面白さ

「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」で学べるのは主に1です。作り手の工夫次第で4もあるでしょう。2と3については、絵も描くことはできますが基本的には用意された中から選択する形です。

ゲーム好きな子どもの気持ちで考えると、プログラミングを学んだあと、見た目や音も工夫したいと考えると思いますが、このゲームは見た目や音をあまり用意していません。

しかし「プログラムの考え方を学ぶ」ことが目的のゲームなので、理にかなっています。

子どものプログラム学習に適しているか

このゲームを買い与えたいと思う親御さんがいるかもしれません。適しているかどうかは、親御さんが求める目的によるのではないかと考えます。

「このゲームをプレイしただけで、将来プログラミングで食べていける」ことはありません。
職業プログラマーを想定するなら、プログラミング言語や数学の知識を学ぶ必要があるからです。

「プログラミングに親しむ」という意味では理にかなっています。
ゲームというモチーフを使いプログラミングに夢中になる。プログラミングの苦手意識を減らすことになると思います。

学校教育の「教育指導要領」に沿っていないと思います。学校の授業に追いつけるようにと言った目的のものでもありません。
ただ、もしもこのゲームに子どもがすごく夢中になっていたのなら、プログラマーとしての素質があるのかもしれませんよ。

さいごに

これだけ世の中がコンピュータ機器で溢れている時代に、コンピュータ操作やプログラムに関する一定の知識・理解がないと厳しい時代に突入していくのではないかと感じました。